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命日・月命日とは?知っておきたいお供えのマナー

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日本では、先祖の霊を祀る日や期間があります。

仏教行事において、命日やお盆、お彼岸と呼ばれるものです。

これらの時期には、多くの方が故郷へ帰り、仏壇やお墓の前で手を合わせ、故人を偲びます。

また故人が亡くなった区切りの年には、一周忌や三回忌などの法要を行います。毎月ある月命日にも供養をします。

 

命日や月命日の正確な意味や、供養をする際のマナーを学ぶ機会はなかなかありません。

この機会にぜひ「命日や月命日の意味、お供えマナー」について知ってみてはいかがでしょうか。

もちろん故人を偲ぶ気持ちが一番大切ですが、マナーを知ることにより更にしっかりと故人を供養できるかと思います。

 

命日・月命日とは

一般的に「命日」とは、故人が亡くなった月日を指し、別名「祥月命日(しょうつきめいにち)」とも呼ばれます。

一方、「月命日」は故人が亡くなった日のみを指す命日です。

例えば、亡くなった日が6月1日の場合、祥月命日は毎年6月1日、月命日は6月1日を除く毎月1日です。

 

また、祥月命日の中でも区切りのある年には、追善法要・年忌法要と呼ばれる、僧侶が執り行う法要を行います。

通夜、葬式の後、初七日、四十九日、一周忌、三回忌・・と続きます。

その後、祥月命日の3と7を含む年に法要を行うことが一般的です。法要の際は、親族や故人の友人を呼び、僧侶による儀式の後、食事を取り、故人を供養します。

三十三回忌は「弔い上げ」と言い、多くの家庭が三十三回忌で年忌法要を終わります。ただし、家庭や地域によっては五十回忌を行い、五十回忌を最終法要とする場合もあります。

 

命日・月命日のお供えのマナー

命日には、お墓参りに出かけたり仏壇に手を合わせたり、故人の好きだった花や食べ物を供えることが一般的です。

月命日の場合も、故人のために花や食べ物を供えることが多いです。

仏式では、線香やろうそく、果物を供えます。

仏教では「殺生をしてはならない」という考えがあるため、魚や肉などは避けましょう。また、お供え物はお下がりでいただきます。

神式では、酒や果物、菓子を供えるケースが多く見られます。

お供え物は仏壇に供えることが一般的ですが、仏壇がない場合は遺影や位牌に供えることで供養になります。

 

また、仏壇の掃除をすることも命日のマナーです。

普段から仏壇はきれいに保たれているかもしれませんが、命日や月命日の際は改めて掃除をし、清潔にしましょう。

 

命日・月命日に適した花

故人のために花を供える場合、どのような花を選べば良いでしょうか。
色は、白や、黄色、紫色や、淡い色がお供えの花として選ばれます。

また、命日や月命日の際、故人の家族は忙しいことが多いため、贈る場合にはすぐに供えられるアレンジメントがおすすめです。

 ◎命日にお供えするお花であることをお伝え頂ければ、用途にふさわしくお作りいたします。お気軽にご相談ください。

 

おわりに

命日や月命日を偲ぶ方法は、家庭や地域によって異なります。新しい環境に移ると慣習の違いに驚くこともあるかもしれません。

また、家に仏壇がない、先祖の墓が近くにない方もいらっしゃるでしょう。

そういった場合でも、命日や月命日は、故人を偲んで位牌や遺影に花や食べ物を供えてはいかがでしょうか。